【収入公開!】訪問看護は病院より稼げる?理学療法士の本音

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理学療法士として6年間総合病院で働いてきた僕ですが、パワハラや働き方の限界を感じて思い切って訪問看護に転職しました。

実際に働いてみて「給料ってどのくらい変わる?」「働きやすさは?」と不安だった部分も多かったですが、体験してみて見えたことがたくさんあります。

今回は【病院 vs 訪問看護】の収入・働き方のリアルを、包み隠さずお話しします。

この記事を読むとわかること

・病院勤務と訪問看護のリアルな収入の違い
・訪問看護のメリット・デメリット
・自分に向いているか判断するポイント

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目次

総合病院勤務の収入と働き方

僕が総合病院で働いていたときの収入は、

  • 基本給18万円
  • 資格手当5万円
  • ボーナスは年2回(3ヶ月分)

休みは年間120日あって、有給も月に1回はしっかり取れる環境でした。

ただ、年功序列の文化が根強く、どれだけ効率よく仕事をしても給料はほぼ変わらず…。

「頑張りが正当に評価されない」もどかしさをいつも感じていました。

仕事自体は基本的に定時で帰れることが多かったですが、中にはだらだら残業している人もちらほら。

評価基準もあいまいで、「これでいいのかな?」とモヤモヤすることも多かったです。

人間関係も独特で、

  • 他人の批判をする人が多い
  • お互いに必要最低限のやり取りしかない
  • 看護師長や上司がピリピリしていて話しにくい

といった空気感がありました。

特にストレスだったのは書類チェック

「てにをは」レベルの細かい修正を何度も依頼され、精神的に消耗する日も…。

また、部署も回復期や運動器、脳血管とチームが分かれていて、基本的には干渉しないスタイル。

情報共有が不十分で、「え?それ聞いてないんだけど…」と困ることも少なくなかったです。

全体的に、安定感はあるけれど、

・給料も評価も頭打ち
・人間関係は淡白で時にギスギス
・上から目線の人が多く、居心地がいいとは言えない

そんな環境だったのが正直な感想です。

僕が訪問看護を選んだ理由

パワハラ上司から離れたくて院内の訪問看護に異動したのがきっかけ。

その経験を通して「訪問看護も悪くない」と感じるようになりました。

その後、民間の訪問看護ステーションへ転職した決め手は以下でした。

給料が上がる
効率的に働いた分だけ評価される
キャリアアップの道筋が明確
若いスタッフが多く、雰囲気もフラット

病院では、

  • 評価基準があいまい
  • 昇給は年功序列で決まる

でしたが、訪問看護は頑張りがダイレクトに収入に反映される環境。

「このままじゃ将来が見えない」と思っていた自分にとって大きな転機でした。

訪問看護に転職して収入はどう変わった?【リアル数字公開】

総合病院から訪問看護に転職したことで、収入面は大きく変わりました

実際に僕が体験したリアルな数字を紹介します。

項目病院勤務訪問看護(民間)
年収(月収+ボーナス)約380万円約430万円
月収(手当込)約25万円約36万円
ボーナス年2回 3か月分基本なし(業績による)
昇給3万円/年0〜25万円/年
勤務時間8:00〜17:00+残業5〜6時間/月9:00〜18:00+残業10〜15時間/月
有給の取りやすさ取りやすい取りやすい

最初に訪問看護の給与明細を見たとき、

「こんなに変わるんだ…!」

と本気で驚きました。

病院勤務の頃は、たしかに待遇は安定していたものの、年功序列で昇給もわずか。

どれだけ頑張っても収入にはほとんど反映されない環境でした。

一方、民間の訪問看護ステーションでは、評価基準を下回れば昇給はゼロ

でも逆に、基準を上回れば年収が一気に25万円以上増えることも珍しくないんです。

この「頑張った分だけ返ってくる仕組み」は、すごく新鮮でしたし、大きなモチベーションになりました。

しま

頑張った分だけ報われる環境、これだけでも転職の価値がありました!

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訪問看護で変わった「働き方」と「生き方」

病院から訪問看護に転職して、収入以外にもたくさんの変化がありました。

訪問看護で変わった「働き方」と「生き方」

・働き方の自由度がアップ
・多職種とのつながりが増えた
・やりがいの質が変わった

働き方の自由度がアップ

訪問看護に転職して、一番大きく変わったのは「働き方の自由度の高さ」です。

・直行・直帰するか自分で判断できる
・休憩の時間配分も自由に調整できる
・スケジュールの空き時間に、ケアマネさんへ挨拶や書類の受け渡しもできる

ルートによっては一度事務所に戻らず、車の中や近くの飲食店で昼食を取ることも珍しくありません。

効率的に回れるよう、自分でルートを組み立てられるので、働き方に「余白」が生まれました。

この裁量の大きさが、病院勤務にはない魅力だと感じています。

多職種とのつながりが増えた

訪問看護に移ってから、多職種と連携する機会が一気に増えました。

看護師さんやケアマネジャー、福祉用具の業者さんなど、いろんな専門職と日々やり取りをします。

病院では限られた職種との関わりが中心でしたが、訪問では「チームで生活を支える感覚」が強くなりました。

それぞれの立場から利用者さんを支える一体感があって、リハビリの視野も広がったと思います。

やりがいの質が変わった

訪問看護では、リハビリだけじゃなく「その人の生活全体」を支える役割を感じるようになりました。

病院ではどうしても「リハビリの一部分だけを担当する感覚」が強かったけれど、今は暮らしに深く寄り添う実感があります。

「この人の毎日を少しでも楽にしたい」「安心して生活できるようにしたい」という気持ちが、仕事のやりがいに変わりました。

理想と現実!訪問看護の意外な苦労

訪問看護に転職してから、自由に働けるし、患者さんとじっくり関われるのですごく仕事に対するモチベーションが上がりました。

一方で現場に出てみないと分からない苦労もたくさんあります。

たとえば、

猛暑・極寒の移動
家ごとのルール対応
多職種・家族対応の多さ
書類業務の多さ


夏の暑さや冬の寒さの中で、1日中運転と訪問を繰り返すのは想像以上に体力が必要です。

さらに、利用者さんのご自宅にはそれぞれマイルールがあって、「畳の縁を踏まないで」「ここには荷物を置かないで」など、細かな気配りが欠かせません。

看護師さんやケアマネさん、家族との連絡調整も多く、信頼関係を築くのには時間とエネルギーがいります。

計画書や報告書、運行表など事務仕事も意外と多くて、空いた時間にコツコツ進める工夫が必要でした。

理想だけを描いているとギャップに驚くかもしれませんが、それでも「暮らしを支えている実感」は何にも代えがたい魅力です。

訪問看護が向いている人・向いていない人

訪問看護は、病院勤務とはまったく違うやりがいがある一方で、向き不向きもハッキリ感じやすい仕事だと思います。

向いている人はこんなタイプ

・自分でスケジュールを組んで動くのが好き
・ひとりで判断することに抵抗がない
・利用者さんや家族、多職種と関わるのが苦にならない
・柔軟に対応するのが得意

不向きな人はこんなタイプ

・チームの中で常に相談しながら進めたい
・イレギュラー対応や環境の変化が苦手
・運転がストレスになる
・ひとりでの判断に大きな不安を感じる

訪問看護は「リハビリだけをやる」というよりも、その人の暮らしや環境全体に関わる仕事。

だからこそ、やりがいも大きい反面、責任感や調整力も求められます。

「向いてるかな?」と迷っているなら、まずは見学や体験をして、雰囲気を知ってみるのがおすすめです。

きっと、あなたに合う働き方が見つかります。

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訪問看護って実際どう?よくある質問

訪問看護への転職や働き方を検討しているPTOTST向けに、よくあるQ&Aを6つ用意しました。

訪問看護って未経験でも大丈夫ですか?

未経験から始める人も多いので心配しすぎなくて大丈夫です。
最初は先輩スタッフが同行してくれることがほとんどで、徐々に一人立ちする流れになります。
「いきなり一人で訪問させられるのでは…」と不安に思う方もいますが、教育体制が整っている事業所も多いので安心です。

収入はどれくらい変わりますか?

事業所によって大きく差はありますが、病院勤務より年収が上がるケースも多いです。
特に民間の訪問看護ステーションは歩合や評価制度が明確で、頑張った分だけ収入に反映されやすい特徴があります。ただ、固定給と歩合給のバランスは職場によるので、面接時にきちんと確認しましょう。

書類業務ってそんなに大変ですか?

正直、病院より書類業務は多いです。
計画書・報告書・運行表・ケアマネさんとの連絡…
最初は大変に感じるかもしれませんが、慣れるとルーティンになります。
スキマ時間をうまく使ってこまめに進める工夫が大切です。

見学や体験はできますか?

多くの事業所で「1日見学」や「同行訪問体験」を受け付けています。
実際に現場を見て、雰囲気やスタッフの動き、利用者さんとの関わり方を感じてから決めるのがおすすめです。気になる事業所があれば遠慮せず相談してみてください。

急変が起きたときはどうするの?

「一人で訪問中に利用者さんの具合が悪くなったら…」という不安は大きいです。
多くの事業所では緊急時マニュアルがあり、看護師さんや管理者とすぐ連絡が取れる体制があります。

病院勤務に戻りたくなったとき、再就職できる?

訪問看護の経験はプラス評価されることが多く、戻りたくなったときも十分再就職できます。
「病院の働き方が合っていた」と気づいて戻る人もいますし、キャリアの幅が広がるのは確かです。

これから訪問看護を考える人へ伝えたいこと

訪問看護は、思っていた以上に大変な面もありました。
例えば…

  • 夏の暑さや冬の寒さの中での運転・訪問
  • 利用者さんごとの細かなルールや配慮
  • 計画書や報告書などの多い事務作業

それでも、病院では感じられなかった「その人の生活を支えている実感」は本当に大きかったです。

転職を決めるのは勇気がいりますが、環境を変えたことで「自分はどんな働き方をしたいのか」を考えるきっかけになりました。

今の職場に少しでもモヤモヤがあるなら、一度立ち止まって自分らしい働き方を見つめ直してみるのもいいかもしれません。

この体験談が、少しでも参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

警察官から理学療法士に転職。転職・副業・投資の三刀流で収入UPに成功。理学療法士という少ない給料の中、稼ぐ力をさらにアップさせるために奮闘している。
質問やライター依頼は気楽にお問い合わせ、TwitterのDMからお願いします。
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