【あなたの職場は大丈夫?】理学療法士が解説するブラック職場の特徴13選!

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私の職場ってブラックなのかな?
たとえブラックだとして、私はどうしたらいいの?

このような悩みを持つ方に向けて記事を書きました。

この記事を読むことで以下のことがわかります。

この記事を読むとわかること

・ブラック職場の特徴
・ブラック職場に勤めている人がすべきこと

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この記事を書いた人

あなたはブラック職場に務めていますか?

「今の職場しか勤めてないからわからないよ」「確かに勉強会はたくさんあるけど普通でしょ?」このような答えが返ってきそうですね。

本記事では、『ブラック職場の特徴』から『ブラック職場に務めている人がすべきこと』を解説しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

結論から言うと、ブラック企業に務めている人は『転職してホワイトな職場に行くべき』です。

ホワイトな職場に転職できれば、年収が上がるだけでなく、人間関係も良くなるので余分なストレスに悩まされなくて済みますよ。

本記事で紹介する、ブラックな職場の特徴13選に当てはまる方は、ホワイトな職場へ転職し経済的にも精神的にも豊かになりましょう。

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目次

理学療法士にとってブラックな職場の特徴13選

ブラックな職場って具体的にはどんな職場?

急性期→回復期→訪問看護の部署異動を経験してきた僕が思う、ブラックな職場の特徴はこれ。

ブラックな職場の特徴13選

①勉強会の参加が強制
②残業が月20時間を超える
③委員会活動、資料作成は時間外
④有給取得率が低い
⑤基本給が低い
⑥プライドの高い上司や先輩が多い
⑧役職手当が低すぎる(1万円未満)
⑨離職率が高い
⑪「残業しない=悪」という風潮
⑫業務と関係ない話が多い
⑬自己研鑽はすべて自己負担

順番に見ていきましょう。

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ブラックな職場の特徴①勉強会の参加が強制

ブラックな職場は勉強会の参加が強制です。

僕の職場では新人は毎月症例発表というなぞの文化がありました。(今はなくなりましたが)

さらに時間外の業務終了後に行うので、もちろん残業代は出ませんし、帰りも遅くなります。

たとえ参加が任意であったとしても、上からの圧力が強いのでなかなか断ることが出来ません。

しま理学療法士

実質、強制参加みいたいなものだね笑

断ると、昇給に影響したり、冷たくされることがあるのでやっかいです。

ブラックな職場の特徴②残業が月20時間を超える

残業が月20時間以上のところはブラックです。

僕の経験上、20時間を超えると業務効率が悪いか仕組みが悪いかのどちらかです。

ホワイトな職場は、みんなだらだら仕事せずに、時間内に終わらせてさっさと帰ります。もちろん売上は落とさずに。

セラピストの人数や休みの状態にもよりますが、月20時間以上の残業の職場は気をつけましょう。

ブラックな職場の特徴③委員会活動、資料作成の残業代が出ない

委員会活動、資料作成の残業代が出ない職場はブラックです。

僕の職場では感染予防委員会、安全対策委員会、利用者や患者の自主トレメニューや在宅酸素療法の方の注意点をまとめた資料作成などリハビリ以外の仕事もあります。

業務時間内に行えればいいですが、通常業務が忙しいと時間外に行うことも。

通常業務なら残業がつきますが、委員会活動や資料作成は残業がつかないという職場もあります。

ブラックな職場の特徴④有給取得率が低い

2019年4月1日から労働基準法で1年間に有給休暇を5日取らなければならないと決められました。守らないと30万円以下の罰金です。

そのため、どんな職場でも年間5日の有給取得を取らせてくれます。

しかし、ブラックな職場は、人手が少ない、忙しいからと理由を挙げて、有給を取らせてくれません。

特に上司の有給取得率が低い職場は、全体的に有給取得しにくい環境なので注意してください。

ブラックな職場の特徴⑤基本給が低い

基本給が低い職場はブラックです。

基本給が低いと様々なデメリットがあります。例えば以下の3つ。

  • 残業代の減少
  • ボーナスの減少
  • 退職金の減少

残業代、ボーナス、退職金は基本給をベースに計算されることが多いため、基本給が低いとこれらの報酬も低くなってしまいます。

基本給(220,000円)+手当(30,000円)=250,000円
基本給(180,000円)+手当(70,000円)=250,000円

同じ給料でも手当が多い職場より基本給が多い職場のほうが生涯収入は多くなります。

基本給が低いもしくは下げてくるような職場を選択するのはやめましょう。

ブラックな職場の特徴⑥プライドの高い上司や先輩が多い

プライドの高い上司や先輩が多い職場はブラックです。

なぜなら、勉強会に強制参加させられたり人間関係がこじれやすいから。

僕の経験談ですが、プライドが高い人は自分の価値観や主張を他人に押し付けようとしてきます。

「理学療法士は勉強すべき」「自己学習で残業などとんでもない」「この手技が一番いい」などなんでも自分の価値観に合わせて指導してきます。

そうなると遅くまでの勉強会も増え、勉強会を断ると冷たくされる、自分の思った治療ができないなど、どんどん働きにくいブラックな職場になりやすいです。

ブラックな職場の特徴⑦役職手当が低すぎる(1万円未満)

役職手当が1万円未満の職場はブラックです。

正直、役職に就いて手当が1万円未満だと割に合わない。

役職者は通常のリハビリ業務は減りますが、管理業務、新規契約、カンファ、役職者会議、クレーム対応、部下の教育など精神的負担が大きくなります。

しま理学療法士

役職についている友人(彼の役職手当は1万円)がいるけど、平社員で残業して1万円稼ぐほうがめっちゃ楽って言ってたよ笑

ブラックな職場の特徴⑧離職率が高い

離職率が高い職場はブラックです。

日本理学療法士協会の「2016年(平成28年)医療従事者の需給に関する検討会」によると、理学療法士の平均離職率は医療機関で10.2%、介護福祉領域で18.8%とされています。

一方で「平成30年雇用動向調査(厚生労働省)」によると、平成28年1年間の離職率は産業全体で15.0%でした。

産業全体15.0%
医療機関10.2%
介護福祉領域18.8%

離職原因の多くは「給料の低さ」「人間関係」だと言われています。

離職率が平均より高い職場は、給料が低いか人間関係があまり良くないかなので、就職しないように気をつましょう。

ブラックな職場の特徴⑨「残業しない=悪」という風潮

「残業しない=悪」という風潮がある職場はブラックです。

そんな昭和のモーレツ社員時代の名残がある職場はさっさと辞めましょう。

業務効率が悪いし、今後の売上も伸びていく見込みはありません。

しま理学療法士

残業すれば売上が伸びると思っている社員が多い。もしくはトップがその考えだと、そのうち倒産するので早めに辞めたほうがいいよ笑

ブラックな職場の特徴⑩業務と関係ない話が多い

業務と関係ない話が多い職場はブラックです。

特に、不平不満や愚痴を話している職場はすぐに辞めましょう。

業務中にそんな話をしていても売上は上がらないし、帰宅時間が遅くなるだけです。

もちろん、業務と関係ない話を一切するなとういわけではなく、人間関係を良好にしたり、リフレッシュのために少しおしゃべりする程度は良いと思います。

ブラックな職場の特徴⑪自己研鑽はすべて自己負担

自己研鑽はすべて自己負担な職場はブラックです。

理学療法士として患者様を良くしたり、より良い方向へ向かわせるには様々な知識、技術の習得が必須。

しかし、知識や技術を習得するのにお金がかかりますよね。

職場もそのことはわかっていながら勉強代は一切出さない。そうなると辞めてしまう人が増えて、人手不足→激務→辞めるの負のループに。

自己研鑽でもある程度費用を負担してくれる職場を選ぶようにしましょう。

ブラック職場で働いている人がすべきこと

「え?私の職場ブラック企業に当てはまるんだけど!」「ブラック企業だと思ってなかったけど実はブラックだった…」

このようにブラックな職場に務めていると気付いた人は今後どうしていけば良いのでしょうか?

結論から言うと、「早く転職してホワイト企業に行くべき」です。

厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会 第3回理学療法士・作業療法士需給分科会」によると、2026〜2027年に理学療法士の供給が需要を上回るとされています。

引用元:理学療法士・作業療法士の需給推計について

供給が需要を上回るとどうなるの?

求人がなくなり、転職の機会を逃します。2040年には供給は需要を1.5倍上回り、供給過多です。定年を迎えるまで今のブラック職場で過ごすことになり、今後年収アップは見込めないでしょう。

2026年〜2027年までに手を打たないと、ホワイト職場に転職するのはかなり厳しいです。

この記事を読んでいるみなさんはデッドラインである2026年〜2027年までまだ時間があります。今のうちから転職サイトを活用し、入念な情報収集を行い、ぜひともホワイト企業に転職してください。

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ホワイトな職場を選ぶポイント

ブラック職場からホワイト職場に転職したいけど、どうやって選べば良いのかわからないよ。

ホワイトな職場を選ぶときは、以下5点のポイントを抑えて探すと見つけやすいですよ。

  • 有給取得率はどれくらいか
  • 平均残業時間はどれくらいか
  • 離職率はどれくらいか
  • 勉強会はどれくらいの頻度か
  • 事前見学をする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

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有給取得率はどれくらいか

有給取得率とは、会社が1年間に従業員に付与した有給休暇のうち、従業員がどれくらい実際に有給休暇を取得したかを示す数字のことです。

厚生労働省が公開している令和4年就労条件総合調査によると業界別の有給取得率はこの様になっています。

引用元:厚生労働省-令和4年就労条件総合調査

医療・福祉では16.4日の有給が与えられ、実際に使ったのは9.9日なので60.3%の有給取得率です。

ホワイトな職場を見つけるには、この医療業界の有給取得率を参考にしましょう。

医療業界は60.3%以上の有給取得率の職場を探そう

有給取得率が高い職場を探してみる→

平均残業時間はどれくらいか

 「理学療法士実態調査報告」によると理学療法士の一ヶ月の平均残業時間は以下のようです。

月残業時間
0時間15.4%
0〜5時間26.5%
5〜10時間19.4%

6割以上の方が10時間未満の残業時間と答えています。

正直、僕の感覚から言って10時間以内の残業は少なく感じます。調査報告内に残業代が全く支給されないと回答されている方が33%いるので、残業として含めていないのかもしれません。

この報告書のように、残業時間が月10時間未満の職場はホワイト企業と言っていいでしょう。

一ヶ月の平均残業時間が10時間未満はホワイト企業

残業月10時間未満の職場を探してみる→

離職率はどれくらいか

日本理学療法士協会の「2016年(平成28年)医療従事者の需給に関する検討会」によると、理学療法士の平均離職率は医療機関で10.2%、介護福祉領域で18.8%とされています。

一方で「平成30年雇用動向調査(厚生労働省)」によると、平成28年1年間の離職率は産業全体で15.0%でした。

産業全体15.0%
医療機関10.2%
介護福祉領域18.8%

この数字より低い離職率の職場は、「給料」や「人間関係」の不満が少ないことが予想されるので、ホワイトな職場と言っていいでしょう。

理学療法士の平均離職率は医療機関であれば10.2%、介護福祉領域であれば18.8%。これらの離職率より低い職場はホワイト企業。

離職率が低い職場を探してみる

勉強会はどれくらいの頻度か

職場の勉強会がどれくらいの頻度であるのか確認しましょう。

僕の経験上、月1回程度の勉強会はどこの施設でもあることが多いです。

それよりも強制参加なのか、残業代が出るのか、強制ではないが実質強制なのか、ここが重要。

直接職場に聞くか、転職サポーターに確認してもらいましょう。

感覚的にどこの施設でも月1回程度の勉強会頻度。強制参加、残業代が出るのか、実質強制参加なのかを確認しよう。

勉強会が少ない職場を探してみる

事前見学をする

事前見学はホワイトな職場を選ぶのにとても大事なポイントです。

なぜなら、職場の雰囲気や人間関係の様子などは直接見てみないとわからないから。

いくら資料上や転職サポーターの話が良くても、実際は少し違うということもあります。

事前に見学をして、職場の雰囲気を感じ取ってください。あなたの五感も重要な指標の1つですよ。

ホワイトな職場を選ぶには事前見学が大事。

気になる職場の事前見学をしてみる→

【まとめ】2026〜2027年までにブラック職場からホワイト職場へ転職しよう

最後にまとめです。

ブラックな職場に勤めている人は、今すぐ転職してホワイト職場にいきましょう。

ブラックな職場の特徴13選

①勉強会の参加が強制(新人は毎月症例発表という文化)
②残業が月20時間を超える
③委員会活動、資料作成は時間外
④有給取得率が低い
⑤基本給が低い(18万円以下)
⑥プライドの高い上司や先輩が多い(自分の主義主張を押し付けてくる)
⑧役職手当が低すぎる(1万円未満)
⑨離職率が高い
⑪「残業しない=悪」という風潮
⑫業務と関係ない話が多い
⑬自己研鑽はすべて自己負担

理学療法士が好条件で転職できるのは2026年〜2027年までと言われています。

この時期を過ぎると供給が需要を上回るので求人数が少なくなるし、良い条件で募集が来なくなる可能性が高いです。

転職するなら今がチャンス。このチャンスを逃さないようにしっかり情報収集して、ホワイトな職場へ転職しましょう。

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この記事を書いた人

警察官から理学療法士に転職。転職・副業・投資の三刀流で収入UPに成功。理学療法士という少ない給料の中、稼ぐ力をさらにアップさせるために奮闘している。
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