みなさんこんにちは。
前回は早朝ランニング偏ということで、お話させていただきました。
今回はその続きで、早朝ランニングが終わった後のお話です。
ランニングが終わると、次は掃除の時間です。
1人1人場所が決められ、そこの掃除を行います。
私は灰皿、庭、3階の教室の掃除を割り当てられました。
1週間ごとに掃除場所が変わります。
灰皿のタバコはいつも大量で
どんだけ吸っとんねん
と関西人でもないのに大阪弁でツッコミを入れてしまうほどです。
教官たちだけでなく、生徒たちも吸ってる人が多くいました。
~休憩時間~
生徒「タバコ吸いに行こうぜ~」
生徒「だな。吸ってないとやってられねえよ」
こんな会話を何度か聞きました。
やはりタバコはストレス解消になるのでしょうか?
わたしは大学時代に多少吸っていた時期はありましたが、警察学校に来てまで吸いたいとは到底思えませんでした。
長距離も走らされるし、体力が持たないと思っていました。
また精神的にタバコを吸う余裕もありません。
タバコを吸いに行く生徒たちをみて
こういう精神的に強い奴が生き残っていくのかな?
と思ったりしていました。
話はかわりますが、あるとき3階の教室の掃除をしていた時です。
掃除の終わりかけになると放送で音楽が流れます。
それと同時に、教官室前で国旗を揚げる作業が始まります。
2人の生徒が決まった順序で国旗を揚げる場所まで向かいます。
白い手袋をし、国旗を紐に結んでいきます。
そして、音楽に合わせながらゆっくりと旗を揚げていきます。
そこで、何かトラブったのか片方の生徒の旗が全然上に揚がっていかず、もたもたしていました。
すると、指導員が教官室前からダッシュしてきて
恒例の飛び蹴りです。
3階の掃除場所の窓から見ていたのでわかりますが、
確実に3mは吹っ飛んでいったでしょう
一緒に見ていた同じ掃除場所の生徒と
生徒1「あの吹っ飛び方はやばくない?普通に暴行罪で捕まるレベルでしょ」
生徒2「明日は我が身。てかもう辞めたいわ、、、」
生徒3「でもせっかく警察官になれたんだし、もうちょっと頑張ろう!」
憂鬱な気分になりながらそんな会話をしたのを思い出します。
そして掃除を終え、自分の部屋に戻ろうとしたとき見回り中の指導員がふらっとやってきました。
イヤーな予感が全開です。
突然窓のサッシに指を突っ込み、スーっとなぞりました。
そして私たちに指を見せつけて言いました。
少し指が汚れています。
指導員「なんだこれは?俺の指を汚したいのか?」
私たち「すいません!」
私たちは急いでサッシを磨きなおしました。
幸い、先ほどの会話は聞かれておらず鉄拳は飛んできませんでしたが危ないところでした。
掃除中も気を抜くことが出来ません。
心休まる時間は少しの休憩時間と夜寝る時だけです。
何をしていても監視され、まるで監獄の中に入れられたようです。
警察学校に入校してまだ序盤ですが、すでに辞めたい気持ちでいっぱいでした。
いかがでしたでしょうか?
これだけ話を聞いているとみなさんもきっと辞めたくなってくるでしょう。
掃除偏は以上になりますが、これは警察学校の日常の一部分を紹介したに過ぎません。
まだまだ話すことはあるので興味がある方はぜひブログを読んでみてください。
こちらは警察学校の様子がリアルに描かれているので雰囲気を味わいたい方はぜひ観てみてください♪
『教場』おすすめです(*’▽’)
それではまた。
コメント